2020年03月19日 メールの文章にはくれぐれも気を付けましょう。
=”ゆとり婚活”制度の普及に力を注いでいます=
メールでは上手に気持ちが伝わりません・・・。
メールはある意味”両刃の剣”になる場合があります特に、失礼を詫びる時などは気を付けましょう。
仕事上でも友人関係でも、そのコミュニケーションのあり方が、ある時期を境に大きく変わりました。
コミュニケーションに変化をもたらしたもの、それが「メール」の普及です。発信する側は相手の状況を必ずしも配慮する必要はありませんし、受け取る側も自分の都合の良い時に読めばいいわけです。
そんな便利なメールですが、交際中の男女の仲ではいろいろと配慮する気持ちがあって当然だと思います。
交際中の二人で「送信する側」「受診する側」がそれぞれ受け止め方の違いから苦情を聞かされることがあります。それはどのようなことかと云いますと「即、返事が欲しいと思って発信した側」と「その真意を理解できずに対応をしていない場合」です。
交際が始まて間もない二人には所謂「ツーカー」という打てば響くという感覚は困難かもしれません。
しかし環境次第で相手の真意を推し量るという思いを巡らす努力がなければ、恋愛関係は良い結果に結びつかないと思います。
「ツーカー」という理解が働く仲になるまではそれなりのプロセスが必要でしょう。そのプロセスに今はメールが重宝な役割を果たしているようです。
長々と申し上げるにはそれ相当の理由があります。それはアドバイザーとして折角「いい中になる一歩手前にまで来ているのに、又は、婚約の気持ちまで盛り上がっていた仲同士なのに、一通のメールによってそれまでの努力がゼロになったケースを見てきたからです。このような情けないことは経験してほしくありません。お互いに不幸です。
恋愛関係に行き着くまでの二人は勿論の事、すでに結婚を前提として交際中の二人の仲であってもメールの文章には気を使うべきです。
メールはあくまでも事務連絡に限って、というのがそれです。(ちょっと無理ですかね、こんな便利な連絡方法を利用しないなんて?と反論が来そうですが…。)
現在、わたくしたちは職場でも私的でもメールの便利さはかなり重宝なものとして使っているはずです。その重宝さがあまりにも日常茶飯的に使いこなしているものですから、半ば無神経に利用しているような気がしてなりません。
仕事の連絡やプライベートな集まりのお知らせなら、メールは便利に使えるツールと思いますし、これに勝る便利な手段はないかもしれません。しかし、二人の間で大切な提案、大切なお願いごと、そんなこととは反対の大切な謝罪事をする際に、メールを使うのはいかがなものでしょうか。
例えば、傷つけてしまった、もしくは失礼なことをしてしまった場合、お相手にメールで謝罪したら、相手はどう感じるでしょうか。顔を見ないで言えるから云いやすいことは確かです。
「あんなことをしておいて、メール一本で一件落着するつもり?誠意がないんじゃない!」こんな気持ちにさせてしまうことは火を見るより明らかです。大切なことは、きちんと顔を合わせて伝えることが大切です。
実際、相手に向き合って「申しわけありません」と丁重に謝罪するからこそ、気持ちが伝わろうというものです。相手の心を動かすのは誠意と受け止めていただける態度あるのみです。
お願い事や謝罪事にはメールは全く不向きです。もっと言えば“役立たず”以外のなにものでもありません。かえって罪作りのなにものでもないことを心得てほしいものです。
超楽観的な人ならいざ知らず、気に障った人の言葉などを一人っきりの夜に思い出すと、怒りがどんどん増幅されていく、といった経験がありませんか?ところが朝になって思い返してみると「なぁんだ、さほどたいしたことでないな」と思えたり、夜、ベッドの中で腹を立てた考え事も、「一夜明けた翌朝にはなれば案外、むなしさを覚えることだけ」という経験はありませんか?こんなむなしいことはありませんよね。それが翌朝の悩みにも繋がります。しかもそれを何日も引っ張ることになるかもしれません。「あんなメールを送ちゃってどうしよう。あそこまで怒っているわけじゃないのに、あの文面を“本心”ととられたらこまるなぁ~」といった具合です。
メールと同様に、湧き上がってくる怒りに任せて言葉を連ねたとしても、手紙なら翌朝に、「ここまで云う必要はないわ。なんで、こんなに頭にきたのかしら?」と考え直し、投函を思いとどまることだってできます。しかし、メールは「送信ボタンを押すだけ」ですから、考えなおす余地がありません。“夜の魔物”にそそのかされた怒りがその場で、しかもそのまま、相手に送られてしまうわけです。
メール“の正しい使い方“は、しっかり心得ておきましょう。
「メールより電話、電話より会うこと」これはより良いコミュミケーションつくりのセオリーです」・・・!!